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○フルスイング○ 八王子シニアのグランドには「フルスイングだ〜ッ!」という掛け声が良く響きます。 制球難の小学生には、時折り出塁せんが為のバントの構えでの待球ポーズが見られますが、個人の打撃能力を磨く小学校〜中学までの間に積極的に打つことを身に付けなければ、高校以上で伸びる訳がない、という方針が八王子シニアの根幹です。チャンスであれ、ピンチであれ、バッティングカウントで待球が指示される事はありません。「積極的に打つ」のです。しかも決して当てに行く事は許されません。振るならフルスイングです。それは八王子シニアの目指しているものが、今を勝つ事も当然ですが、それ以上に選手が高校以上で通用し、花開いて欲しいと願っているからに他なりません。思い切りのいい豪快な空振り三振でベンチに帰って来る選手を「いいスイングだった。」と誉める事など、めったに見られない光景でしょう。またレギュラー外だった選手が、各高校で主力になるという事も多々あり、これこそ全員が等しく鍛えられた証であると思います。 バント練習だってたくさん行います。必要な時には試合でバントもします。高校以上に行ったらバントがいかに重要なのかもしっかり教えます。その為の技も身につけます。でもやっぱりフルスイングなのです。 例えば三年生最後の夏季大会。相手だって辛い練習に耐えて来て最後の大会を迎えました。たまたま我が方が大量点でコールドの展開。あと1点取ればコールド成立。ランナーは三塁に。スクイズでコールドという場面。 |